ぷちさぼ

petit + sabotage

星川銀座四丁目

◎あらすじ
那珂川湊は小学校の教師である。
その学校の生徒であるが、両親の事情で不登校になっていた松田乙女を連れ出して一緒に暮らしていた。
湊は学校に行けない乙女の勉学の面倒を見る反面、生活力の無い湊をしっかり者の乙女が支えていた。
しかし最近、乙女は湊の帰りがやけに早いことを気にかけていた。

◎感想
社会人と小学生というあまりにも離れた年の差の、いわゆるおねロリ。少女セクトとならんで巨匠玄鉄絢の傑作のひとつ。
おおらかだけど乙女のことはちゃんと考えている湊としっかり者だけどちゃんと年相応に子供っぽい乙女のアンバランスだけど釣り合っている二人の関係が絶妙。
本誌の掲載時期に合わせて時間を経過させており、最終的には小学生だった乙女が大学を卒業し、就職するところまで語られる。
乙女が小学生の頃は色々躊躇していた湊も、乙女が成長するにつれ、段々と激しくなる二人のイチャラブ具合が微笑ましい、百合の傑作です。

◎百合度
★★★★4

◎イチオシカップ
湊×乙女

◎作品紹介
星川銀座四丁目(全3巻)
まんがタイムKRコミックス
芳文社

星川銀座四丁目 新装版(上下巻)
MFC
KADOKAWA/メディアファクトリー
※一部書き下ろし等を追加した新装版。本編の内容は上と同じです。

玄鉄絢

イチャラブ系、切ない系、おねロリ

◎ここもチェック
登場人物の名前は川とそこにかかる橋が由来になっている。