マリア様がみてる(コミック版)
◎あらすじ
福沢祐巳は、幼稚舎からリリアン女学園に通う高等部一年生。
ある日、いつものようにマリア像にお祈りしていると、憧れの「紅薔薇のつぼみ」小笠原祥子にタイを直される。
興奮気味の祐巳だったが、その時に撮られた写真の展示許可を得るために再び祥子に会うことに。
祥子はじめ、生徒会のメンバーが集まる通称薔薇の館へ向かうが、部屋の中からは言い争うような声が。突然扉が開き、勢い余ってぶつかってしまった祐巳。中から出てきたのはあの小笠原祥子だったが、彼女は突如、ほぼ初対面の祐巳とスールの契りを交わすと言い出す。
◎感想
今さら語るまでもない、百合作品の金字塔。
キリスト教は同性愛禁止とか、細かいことは気にしてはならない。
スールという独特のシステムで、恋愛感情とは別にカップルを形成しているため、一部ガチの方もいるものの百合的にはそれほど濃厚なシーンは無いので、初心者にも読みやすい。もちろん姉妹のイチャイチャも楽しめるので上級者にもおすすめだ。
ちなみに、コミック版は原作小説の途中までコミカライズされているが、個人的にこのあとがとっても好きなんだが、続き、書いてくれませんかね?
◎百合度
★★★3
◎作品紹介
マリア様がみてる(1~9巻)
集英社
マーガレットコミックス
青春学園もの
◎ここもチェック
登場人物の名字は、戦国から明治までの歴史上の人物からとっているらしい。